高校で使うクラスTシャツのデザインがなかなか決まらない時には、自分の似顔絵を描いてみるのも一つの面白い選択になります。準備としては、胸のあたりに長方形か正方形の真っ白のスペースを持ったTシャツを、人数分用意するだけで充分です。色や柄を統一しておけば、それだけで十分クラスTシャツと言えるだけの統一感が出ます。もちろん、そのまま使用したのでは、何の面白味もないクラスTシャツになってしまいますが、その空白のスペースを埋めることで回りとは違うものに仕上げることが出来ます。
つまり、そのスペースに、後から自分の似顔絵を描き足してクラスTシャツとして完成させるということです。上手く描けるかどうかなんて考える必要はありません。上手に描かないと失礼になる相手はいないのですから、安心して取り組めます。鏡を見ながら忠実に描くことに挑戦するのもいいですし、現実とはかけ離れた美形にしてしまうのもいいでしょう。
そんなわけないという仕上がりでも何も問題はありませんし、話のネタとしては面白さを持っています。高校生の一時期に自分自身と向き合う機会としても、いい効果が期待出来るかもしれません。外見に対して敏感に反応する傾向が強い年頃ですが、自分自身に対する評価なら人を傷つけてしまうリスクはありません。人からどう見られているのかばかりが気になるときに、自分が自分をどう評価しているのかということと真正面から向き合う時間は貴重な経験になります。