似顔絵を描いたクラスTシャツが人気を集めていて、多くの高校のクラスで採用されています。誰の似顔絵が採用されているのかというと、担任の先生が採用されることが多いようです。担任はクラスの支柱になって生徒たちを支えていく立場ですから、クラスTシャツに採用する似顔絵のモデルとしては適任と言えます。似顔絵のモデルを担任の先生にすることが決まれば、次はどのような絵にするのかを決めなければいけません。
絵のうまい人に一任という形をとるのも一つの方法ですが、気を付けるべき点もあります。美術部員がいて全面的に引き受けてくれるというのであれば、任せるのもいいですが、その場合でもある程度のガイドラインは示しておきましょう。それを示すことで、クラス全員の意見が反映されたクラスTシャツという意味合いが強くなります。ガイドラインとして示すべきこととしては、似顔絵のタッチなどが有ります。
ゆるキャラを連想するような感じで仕上げてほしいとか、アニメのキャラクターのように描いてほしいなど、ある程度の指針を示すことで請け負った生徒の気持ちも楽になります。その際に大切なことは具体的に示すことです。頭の中にあるイメージを基に、抽象的な表現だけを使っていると伝わらないことが多くなります。シャープな感じとか温和な雰囲気とかいう表現だと、受け手側のイメージだけで制作されることになり、思っていたのと違うものが出来てしまう可能性もあります。
ガッカリされては描いた人も辛いのでガイドラインは具体的に示しておきましょう。